大学入試共通テストの「情報1」対策

大学入試共通テストの「情報1」対策

情報1が共通テストで実施されるのは2025年1月から

大学入試共通テストは、2025年(令和7年)1月に実施される分から形式が大きく変わります。
ここで「情報」という教科が加わり、「情報1」が科目として出題されます。

 

2024年(令和6年)1月まで 6教科30科目 2023年度の高校3年生が現役で受ける回
2025年(令和7年)1月から 7教科21科目 「情報」が新しい教科として加わる

 

大学共通テストにおける教科と科目の関係

2024年 2025年以降
教科 科目 教科 科目
6教科 30科目 7教科 21科目
国語 国語 国語 国語
地理歴史 世界史A 地理歴史 地理総合,地理探究
世界史B 歴史総合,日本史探究
日本史A 歴史総合,世界史探究
日本史B
地理A
地理B
公民 現代社会 公民 公共,倫理
倫理 公共,政治・経済
政治・経済 地理総合/歴史総合/公共
倫理,政治・経済
数学 数学T 数学 数学T
数学T・数学A 数学T,数学A
数学U 数学U,数学B,数学C
数学U・数学B
簿記・会計
情報関係基礎
理科 物理 理科 物理
化学 化学
生物 生物
地学 地学
物理基礎 物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎
化学基礎
生物基礎
地学基礎
外国語 英語 外国語 英語
ドイツ語 ドイツ語
フランス語 フランス語
中国語 中国語
韓国語 韓国語
情報 情報1

 

地理歴史、公民などが複雑なのですが、情報に関して言えば、「情報」を受験する=「情報1」を受験すると言うことになります。

 

初年度は合否判定には用いない大学もあり

2025年(令和7年)1月の共通テストから国立大学では情報1の受験が必須になりますが、合否判定には用いないと公表している大学もあります。

北海道大学 成績同点者の合否判定にのみ「情報1」を使用する
徳島大学 情報1の成績は2027年度入試から合否判定に利用する

まだ対応を決めていない大学もあるので、最新の情報をチェックする必要があります。

 

情報1の出題範囲

「情報1」では、主に以下の内容が出題されます:

情報の科学的理解

情報の基本的な仕組みやデータの流れ、通信の仕組みを理解することが重要です。具体的には、コンピュータの構造、プログラミングの基礎、ネットワークの仕組みなどが含まれます。

 

データの収集・分析・表現

データを収集し、分析する力が試されます。エクセルやスプレッドシートのようなツールで、データをグラフ化したり分析したりする能力も必要です。具体的には、データの整理・集計、平均や分散などの基本的な統計指標グラフの読み取りが問われます。

 

情報モラルと安全

インターネットを利用する上でのリテラシーセキュリティ対策、情報モラルの知識も重要です。具体的には、個人情報の扱いや著作権フィッシング詐欺の回避方法SNSのリスクについての理解が求められます。

 

プログラミング的思考

基本的なアルゴリズムと、簡単なプログラミング問題が出題されます。例えば、条件分岐繰り返し処理、簡単なコードの読み解きが必要になることがあります。

 

情報1の試験形式

情報1は他の共通テストと同様、マークシート形式で行われます。
プログラミングの実技のようなものはありません。

 

出題は、知識を確認する問題と資料を読み取りながら解く実践的な問題が混在しています。特にデータ分析やグラフ問題が含まれるため、問題文をしっかりと理解し、データを的確に読み取る力が求められます。

 

情報1の勉強法

基本用語をしっかり覚える

情報1では、用語の理解が必須です。例えば「ビットとバイト」「IPアドレス」「アルゴリズム」など、基本用語を押さえておくと問題の理解がスムーズに進みます。

 

データ分析の演習をする

エクセルやGoogleスプレッドシートを活用して、実際にデータ分析をしてみると、理解が深まります。グラフの作成やデータの整理方法も練習しましょう。

 

プログラミング問題の練習

プログラミングは、PythonやScratchを使った基礎的な問題を解くと効果的です。特に、条件分岐繰り返し処理について理解を深めましょう。

 

過去問や模擬問題に取り組む

共通テストの情報1の過去問や模擬問題に取り組むと、実際の出題形式に慣れることができます。文部科学省や予備校の模試を活用して、実戦的な練習を積むとよいでしょう。