


大学入試テストの「情報1」では、情報社会での問題解決力やデータリテラシーを問う設問が出題されます。
単元としては「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」の4分野。このうち「コンピュータとプログラミング」でプログラミングに関する問題が出題されます。
「情報1」で問われるプログラミングは、基礎的なアルゴリズムや論理的思考が中心です。問題としては、条件分岐やループ処理を使った簡単なコードを書く、またはアルゴリズムを理解することが求められます。
「コードを書く」といっても実際にコーディング作業を行うわけではなく、穴埋め形式で出題されてあてはまる選択肢を選ぶというものが一般的です。
プログラミングに不慣れな人でも、問題を解くために「なぜこのコードが動くのか」を理解することが重要です。
特に共通テストでは、実際にコードを書くのではなく、コードの構造や動作を読み取る問題が中心です。
あくまで大学入試のテストでプログラマーを目指す人のテストではないので、コーディングスキルを問うような内容にはなっていません。
プログラミングの基礎を理解するためには、Python(パイソン)やJavaScriptなどの入門的なプログラミング環境を活用してみると良いでしょう。具体的には、オンラインで実行できる「Progate」や「ドットインストール」などの無料教材を活用することで、コードの動作やエラーの理解が深まります。
他人が書いたコードを読むことで、コードの解析能力が上がり、試験で問題を解くときにも役立ちます。
情報1では、共通テストのためのオリジナル言語「DNCL」も採用されていますが、基礎的なアルゴリズムやデータ処理は他の言語でも学べます。
情報1では下記のような形式でプログラミング問題が出題されます。出題形式に慣れておきましょう。
下記の入力された整数が偶数か奇数かを判定するプログラムについて空欄(1)にあてはまるものを選択肢から選びなさい。
1 から 5 までの合計を計算する下記のプログラムについて空欄(1)(2)に当てはまる適切な値を選びなさい。
以下は、特定の条件に基づいて値を出力するフローチャートです。最終的に出力される値を答えなさい。
共通テストでは、次のような対策が有効です。
まだ、出題傾向が定まっていない「情報1」ですが、過去問を使って勉強することは大学入試の王道です。プログラミングだけでなく、データの分析やネットワークに関する基礎知識を網羅するように問題に取り組んでみて下さい。
漠然として知識ではなく、入試問題ではどのようなことが問われるのかを知ることができます。
情報1では数学的な思考も試されます。特に、二進数や論理演算といったコンピュータ内部の基本知識は、数学の基礎が問われます。対策として、高校数学Aの「集合と論理」などを復習することが効果的です。
情報1特有の計算問題については下記のページでも解説しています。
情報1の学習を効率的に進めるためには、まず各単元のポイントを押さえ、その後に問題演習を通じて実践力を高めていくことが重要です。特にプログラミングに関しては、実際にコードを書いてみることで、思考の流れを把握しやすくなります。また、数学の復習も併せて行うことで、プログラムの論理構造を理解する手助けとなります。