


ITパスポート試験は高校生でも受験することができるIT系の国家資格です。平成30年度の試験では、全受験生の13.3%(おそよ7人に1人)が高校生でした。
ちなみに、高校生の合格率は28.5%。ITパスポート試験全体の合格率(51.7%)と比べると低いですが、決して高校生では合格できない試験ではありません。
そこで、高校生のためのITパスポート試験の概要と勉強方法についてまとめました。
ITパスポート試験は、ITエンジニアではなく、ITを利用する人(エンドユーザといいます)向けのテストです。一般企業の情報部門の人が受けているテストというイメージです。
ただし、入門編としてエンジニアが受ける場合もありまし、ITに詳しい人材であることを就活時にアピールする目的で受ける人も少なくありません。
試験はCBT方式で行われます。
「CBT方式」という言葉を初めて目にする人は難しそうに感じるかもしれませんが、コンピューターを使って行うテスト形式のことです。
紙に問題が印刷されている代わりに、コンピューター画面に表示され、回答もマウスをクリックして、選択肢を選ぶようになっています。
コンピューターで行うからと言って、プログラムを組んだりする試験があるわけではありません。
試験時間などは次の通り。
| 試験時間 | 120分 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) |
| 出題数 | 100問(小問形式) |
試験は全国の会場で随時、実施しており、公式サイトから申し込めます。
高校生ならではのメリットに大学入試での優遇措置があります。
(公式サイトによると2017年11月−2018年2月調べで対象は226校)
また、国家資格であるため、就職活動でも履歴書などに掲載してITに詳しい人材であることをアピールすることができます。
ITパスポート試験の勉強は、参考書+問題集を購入しての独学が効率的です。
このためだけに専門学校などに通う必要はありません。
ただし、ストラテジ系(経営全般)の問題に注意が必要です。
ITパスポート試験には3つの分野があり、全100問中ストラテジ系(経営全般):35問程度、マネジメント系(IT管理):20問程度、テクノロジ系(IT技術):45問程度です。
ITに詳しくても、ストラテジ系(経営全般)の問題は解けません。
特に高校生の場合だと、知らないことも多いかと思います。
なので、この分野を参考書や問題集でしっかり勉強しておくことが必要です。
合格基準には、総合点のほかに3つの分野別での最低点も決められていますので、IT系の問題で稼いで、経営系の問題は捨てるという手段は使えません。
参考書を読めば理解できる内容なので、「捨て」ずに勉強してみてください。